衝動そのままにパッケージ
- アーティスト: The SALOVERS
- 出版社/メーカー: EMIミュージックジャパン
- 発売日: 2011/05/11
- メディア: CD
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The SALOVERSと書いて〈サラヴァーズ)と読むThe SALOVERSは、2008年高校の同級生によって結成された4人組ロックバンド。
2011年、1/17SCHOOL OF LOCK PRESENTS「くるりと対バンライオット!3DAYS!」に出演など活躍の場を広げていて、今回が2ndアルバムとなる。
そして今回のアルバムが大注目な理由は、今作が一発撮りという点にある。
若さの勢いそのままに、ロックの初期衝動をパッケージ化したような内容だ。
まさに「バンドを始めた頃」にふさわしい。
特にそれはドラムに言えて、奔放さが際立っている。
だからこそ聴いていて気持ちが良いのだろう。とにっかく勢いは大事です。
第一印象は正統派で力強いロックンロール。(特に序盤はそのイメージが強い)だが、アルバムを聴き進めていくと繊細さも兼ね備えていることが分かる。
序盤は序盤で、とにかくぶっ飛ばす感じがたまらない。特に1〜3の流れが個人的にお気に入り。
2曲目の「SAD GIRL」はミュージックビデオも作られている。
↓SAD GIRLはコチラから↓
http://www.youtube.com/watch?v=DFN3YdRUDDo
後半は、スローテンポな曲も現れる。そこでの繊細さには非常に驚かされた。
7.「バンドを始めた頃」は途中のテンポアップなど聴き所の多い大作感が漂う曲でオススメ。
単純に今J−ROCKでよくみられるロックンロール・リバイバルではなく、ピュアさ・ポップさも持っている点が彼らの強みだろう。
タワレコがプッシュするのも納得な"勢い"だ。
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1. 狭斜の街
2. SAD GIRL
3. Hey My Sister
4. ペンシルフィッシュ
5. チェリンの唄
6. 夏の夜(mindless ver.)
7. バンドを始めた頃