全ては「DISCO」の一言に集約
- アーティスト: the telephones
- 出版社/メーカー: EMIミュージックジャパン
- 発売日: 2010/08/04
- メディア: CD
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the telephonesは、
(Vo / Gt / SYNTHESIZER)Ba(SYNTHSIZER / COWBELL / CHORUS)(Dr)
の4人編成のバンド。
Vo/Gt/Syn 石毛が創造する様々な音楽の情報量を感じさせる楽曲と、エネルギッシュ且つ個性あふれるステージングで、埼玉・東京を中心に活動し、独自のダンサブルなエレクトロサウンドでライブハウス、クラブシーンを問わず動員を増やす。
インディーズ盤「JAPAN」は口コミで話題になり、TUTAYAなどでもプッシュされていたのは記憶に新しい。
特徴的なのはとにかく、DISCOという楽曲が多い。
というか彼らの楽曲はそれがほぼ全てといっても過言ではない。
踊り狂うための音楽だ。歌詞なんて「Let's dance!」とか「A B C Disco!」とか、あんまり深い意味は無い。ノリノリで踊れれば良い。狂気のパーティーミュージック。
とにかくテンションをあげたい人にオススメだ。
音楽的にもエレクトロニック×ディスコが主流。ライブハウスだろうと、ダンスフロアーだろうと狂気の踊りの渦に変えようとする音楽。
ボーカルは超ハイトーン。多分好き嫌いがはっきりするようなボーカルだろう。
気持ち悪め(笑)
メジャー2ndアルバムとして満を持して出された今作は、今年春に出された2枚のミニアルバムの曲を4曲含む、全14曲。
ほとんどがやはり、狂気的ダンスミュージックなわけだが、
実は数曲、オルタナティブロックが混ざっている。
2枚のミニアルバムのうち、後発で出されたほうはその色が濃い。
今までのダンスフロアーミュージックをオルタナティブで再解釈したような楽曲は新たなtelephonesの展開を予感させる。
オススメは、
1,4,5,7,10、12,13
前述のオルタナティブ的解釈は、
4,7,10,13.
これらの作品は今までのtelephonesのイメージを若干覆されたので、
オススメに入れたが、
とにもかくにもまずは
1,5,12を聴いてほしい。
1.はいきなりアルバムの最初の曲で自分たちのアイデンティティである、
ディスコを否定する曲。
「I hate disco!」っていうフレーズがいっぱい出てくるわけだが、
それもやはり彼らがディスコに固執するからこその曲なのだろう。
だからオルタナ系が増えたのではとも考えられるが…
5.最も彼ららしくて、個人的にアルバムで一番好きな曲がコレ。
まさにtelephonesなアゲアゲ(死語)のダンスナンバー。
どことなくロマンティックさも漂わせているイントロもなかなかだ。
このリンクから聴いてみてほしい。
12.は
後発のミニアルバムの曲であるが故に、オルタナ臭へと寄ってはいるが、やはりそこはdiscoの曲。サビ部分ではしっかりとdiscoしている。
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1. I Hate DISCOOOOOOO!!!
2. SAITAMA DANCE MIRROR BALLERS!!!
3. 2010
4. My Girl
5. A.B.C.DISCO
6. Kung Fu Village
7. Shit! Shit!! Shit!!!
8. My Final Fantasy
9. Re:Life
10. kiss me, love me, kiss me
11. I Wanna Die
12. oh my DISCO!!!
13. I'll Be There
14. Drums,Basses,Guitars,Keys,And Your Love And Voice.