2011年4〜6月のドラマ・アニメ主題歌特集です。
独断と偏見で(?)オススメのものを紹介します。
1.
- アーティスト: Galileo Galilei
- 出版社/メーカー: SME
- 発売日: 2011/06/15
- メディア: CD
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(アニメ「あの日見た花の名前を、僕達はまだ知らない」OPテーマ)
アニメ自体も大きく注目を浴びる作品のOP曲は、昨年度のブレイクアーティストとして大きく脚光を浴びたGailleo Galileiが担当した。
私自身は昨年にauのCM曲にも採用された、「ハナマスの花」を聴いた時には彼らの実力に懐疑的だった。
だが、今年最初のシングル「僕から君へ」によってその評価は間違っていた事を知る。そして今作で彼らがホンモノだと決定的になった。
「あの花」のテーマ性に合う、甘酸っぱく郷愁感溢れるサウンドメイク。初めて聴いた途端に鳥肌がたったのは、恋に落ちたとでもいう感覚か。
どこがサビかなど、そういった事が馬鹿馬鹿しくなるくらい曲として完成されている。他の主題歌たちが型にはまっているのが悲しくなるほどのレベル。
曲のアレンジもスタイルも一段階上へと飛翔した彼らには新たなステージが待っている筈だ。
2.
- アーティスト: 平井堅
- 出版社/メーカー: DefSTAR RECORDS
- 発売日: 2011/05/04
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(ドラマ「JIN−仁−」主題歌)
間違いなく「あの」平井堅だ。そう、「Life is・・・」や「瞳を閉じて」の平井堅だ。
歌詞も音楽も完璧に「仁-JIN-」というここ数年間でも類稀なドラマにマッチし、特にサビの力強さは強烈そのもの。「ラストの大サビすげええ」って感じ。
ただしサビがあまりにも高音の連続で、歌番組で本人も歌える時と歌えない時があるのはタマにキズ。(最近は安定?)
3.
- アーティスト: ヒャダイン,前山田健一
- 出版社/メーカー: ランティス
- 発売日: 2011/04/27
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(アニメ「日常」OPテーマ)
これまで「ハルヒ」や「らきすた」、「けいおん」でアニソン音楽シーンをリードしてきた京都アニメーション。そして彼らが次に選んだのはニコニコ動画で人気となったアーティスト、ヒャダインだった。
その奔放なサウンドセンスは一級品で、聴く者を楽しませる。最近はニコニコ動画出身のアーティストを起用することが多く(Team.ねこかん、ゴム、supercell)、今後もこのトレンドは続くだろう。
4.
- アーティスト: Alice
- 出版社/メーカー: SE
- 発売日: 2011/06/08
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(ドラマ「名前をなくした女神」挿入歌)
Sony MusicとMcDonald'sがタッグを組んだオーディションのグランプリに輝いたAliceの3枚目のシングルは、ダンサブルなチューンでありながらも刺々しいイントロで、とんでもない展開のドラマ内容にも絶妙にマッチしたものに。
特にイントロは一度聴いたら覚えること間違いなしの破壊力。
5.
- アーティスト: 美郷あき,アッチョリケ,西又葵
- 出版社/メーカー: ランティス
- 発売日: 2011/04/27
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(アニメ「俺たちに翼はない」OPテーマ)
はっきり言って嫌いなジャンルのアニメだが、こういうときに主題歌が良かったりする。今作もそのパターンだ。
ストレートなロックチューンで、特段に変な構成の曲というわけではないが、力強さが印象に残った要因。
6.
- アーティスト: nano.RIPE,きみコ
- 出版社/メーカー: ランティス
- 発売日: 2011/04/20
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(アニメ「花咲くいろは」OPテーマ)
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今期のドラマは落ち着いたものが多く、安定したものが多かった。新人アーティストもどちらかといえばシンガー系。驚きよりも予想通りといった顔ぶれとなった。
ただ、関ジャニ∞が今までとは違ったおとなしめの曲(TOKIOチックな)で、しかも2つのドラマで主題歌を担当した点はなかなか面白かった。
一方でアニメは予想以上の多彩さ。藍坊主やSchool food punishmentといったバンド系が積極採用されていた。また、Teamねこかんやヒャダインなどネット発が顕著となっている。
そして韓国勢も増え始めた。FTislandや2PMなど子供が見る時間帯での主題歌はある意味レコード会社にとっての未来の市場を形成する層への「教育」なのだろうか。
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