2020年のベスト10詳細です。
第10位「フェアウェル」
〇A24らしいアングル、シュールさ、暖かさ、みたいなエッセンスがギュッとつまっているので、作品タッチの好き嫌いはけっこう出そう。
〇映画本体からは離れる個人的な話ではあるが、
「がんばりすぎるな」と自分に言っていた祖母が亡くなる前、
最後に「がんばれ」と自分に言った事を極めて鮮明に思い出した。
第9位「浅田家!」
〇「湯を沸かすほどの熱い愛」の中野監督
だけあってかなり期待を持って観に行ったが、見事応えてきた感じ。
〇前半と後半で大きく物語が変わるのも面白いが、一貫して家族の物語である、というところがあるのでブレも感じない。やさしい物語。
第8位「1917 ~命を懸けた伝令~」
〇映像体験として映画館で没入して観るべき作品。個人的にはメタルギアソリッド3、4の序盤の緊張感を思い出した。特化型映画としてこれ以上ない出来。
第7位「アンダードッグ 後編」
主題歌は石崎ひゅーい!森山未來主演『アンダードッグ』胸アツの予告編
〇魂の映画。
どの人物にも感情移入をさせられる前編も良かったが、
前篇を踏まえての感情が爆発する後編、とんでもないエネルギー。
第6位「劇場版「鬼滅の刃」無限列車編」
劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 本予告 2020年10月16日(金)公開
〇こうあるべき、という生き方。
第5位「娘は戦場で生まれた」
〇子供を亡くした母親が、カメラに向かって「撮っているの?」と問いかける。
てっきり「撮るな!」と激昂すると頭をよぎったが、なんと「全部撮れ」と叫ぶ。
どこまでも生々しく迫る緊張感。
第4位「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」
『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』6月12日(金)全国順次ロードショー
〇「レディ・バード」の監督グレタ・ガーヴィグと主演シアーシャ・ローナンコンビの送る、快作。とにかくどこをみてもデキるキャストしかいない。
第3位「パラサイト 半地下の家族」
第72回カンヌ国際映画祭で最高賞!『パラサイト 半地下の家族』予告編
〇1月最初に先行上映で観た映画。
第2位「ジョジョ・ラビット」
タイカ・ワイティティ監督がヒトラーに!映画『ジョジョ・ラビット』日本版予告編
〇タイカ・ワイティティ監督、なめててすいませんでした!
意味の無いシーンやモチーフが一切無い、極限まで研ぎ澄まされた作品。
感情揺さぶられる。
第1位「スウィング・キッズ」
〇個人的に音楽映画に求めるものが全て詰まっていた。
よくこの尺に詰め込めるな…と感嘆。
音楽だから超えられるもの、時代が超えさせてくれないもの。
虐げられた者たちの逆襲。
タップダンスのチーム編成も王道ながらどストライク。
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