超・個人的 2013年 ベストアルバム10選+α

2013年ベストアルバム10選(基本的には順不同)+α


<+α枠>
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・「CIDER ROAD /UNISON SQUARE GARDEN

・「超克/BRAHMAN

・「apple symphony/竹達彩奈

・「演出家出演/パスピエ

・「彼らは鉄腕ナインティーン/コンテンポラリーな生活」

・「吹き零れるほどのI、哀、愛/クリープハイプ

・「Hue Circle/YeYe」

・「LANDSPACE/LiSA」

・「NEW/ポールマッカートニー」

・「SHISHAMO/SHISHAMO
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<ベストアルバム10選>

・「claire/花澤香菜

claire

claire

1クールに4、5本のレギュラーは当たり前の売れッ子声優、花澤香菜の1stAL。渋谷系大集合の作家陣による一貫性、まさに「声」に「優」れている要素を兼ね備えたJ-POP好きにお勧めのアルバム。声優アルバムにありがちのコテコテ感はありません。



・「Stranger/星野源

Stranger

Stranger

祝復活。くも膜下出血前に書かれた渾身の曲は、まるでそれにより生死の境を経験したかのような深みを帯びている。前作のゆるいポップスに「生きる」というエッジが加わってまさに進化した印象。



・「English Rain/Gabrielle Aplin」

English Rain: Deluxe Edition

English Rain: Deluxe Edition

今年のサマソニにも出演した、20歳の女性シンガー。基本的にはアコギサウンドを主体としたポップスなのだが、ポップで明るいにもかかわらず歌詞は男女のすれ違いなどのギャップも。正直ジャケ買いしましたが、心地よく聴けるポップスです。



・「Modern Vampires of The City/Vampire Weekend」

Modern Vampires of the City [輸入盤CD] (XLCD556)

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相変わらず自由奔放。とはいえ前作「Contra」よりも曲調としても余裕を感じられるようなゆったりさがあり、ベテラン感がかもしだされている。前作に音を上乗せしてゴチャゴチャとしないのもまた良い。



・「Me No Do Karate./[Champagne]

Me No Do Karate.【初回限定盤】

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2013ベストはこれ。全曲シングルクオリティ。正直これまではALでも3,4曲くらいしか好きな曲がなかったが、いい意味でシャンペインとして完成されたサウンドにポップさが加わりとっつきやすくなった。初めての方にも是非なAL。



・「The 1975/The 1975」

1975: Deluxe Edition

1975: Deluxe Edition

既に各メディアで散々語られているアルバム。ことごとくがポップなロックでとっつきやすい作品に仕上がっている。なんとなしに気軽に聴けてしまうのが最大の魅力だ。中でも「chocolate」が圧倒的。



・「Love Letters/豊崎愛生

声優・豊崎愛生のアルバムではあるが、単純にJ-POPのアルバムとして素晴らしい。Rie fuたむらぱん安藤裕子クラムボンChara、ユニスク田淵といったPOPS好きには夢の豪華作家陣、これらの作家陣の作風に興味がある人にはお勧め。



・「DOPPEL/KANA-BOON

DOPPEL

DOPPEL

キューンミュージックからの大型新人1stは、新たなTHE王道。言葉の語呂の良さと言葉数・即興性で、10年代の旗手のひとりとして名乗りを上げるアルバム。CDJでも圧倒的熱量のライブを披露していた。



・「森は生きている/森は生きている」

森は生きている

森は生きている

衝撃的な1st。「どこが」いい、のでなく「なんとなく空気感」が良い心地よさ。それはまるで何層も何層も音楽的積み重ねのあるベテランの音。気が早いかもしれないけれど、これだけ多種多様な積み重ねがあると早く次の音源を聴きたくなってしまう。



・「×と○と罪と/RADWINPS」

Xと○と罪と (初回生産限定盤)

Xと○と罪と (初回生産限定盤)

アルトコロニーの定理」「絶体絶命」で確立しつつあった、皮肉・憎しみを愛へと変換するスタイルが今作で遂に確立された。
圧倒的な衝撃を与えた「五月の蠅」を筆頭に真っ直ぐに突き刺すような「本音」が新たなRADWIMPSの魅力を開花させた。ある意味5作目以降のテーマの集大成のようにも思える。