この楽曲たちは、まさしく「輝くアーティスト達の輪」から生み出されしもの
- アーティスト: Golden Circle of Friends
- 出版社/メーカー: トイズファクトリー
- 発売日: 2010/10/20
- メディア: CD
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今作は、
寺岡呼人主催のイベント「Golden Circle」の歴代出演者参加の新曲・カバー曲、さらにイベントがきっかけでリリースされた作品を集めた「すごい」コンピレーションアルバムだ。
この「Golden Circle」がなにかというと、
元JUN SKY WALKER(S)のベーシスト、寺岡呼人が2001年からはじめた音楽イベントである。
そのコンセプトは、
僕を中心とした世代、僕が憧れていた人、僕が気になる人達をお誘いして、世代を越えて共有できる“魔法”を僕らも、そして見に来てくれた人達にも感じてもらいたい。
そして、それはきっと目に見えない大きな“サークル”となっていくに違いない。
そんな気持ちから始めた。（本人談）
というもの。
毎回様々なアーティストをゲストとして呼び、ライブを行う。
今回のアルバムは今まで10年に渡りライブで競演してきたアーティストとの合作である。
なぜこのアルバムがすごいかといえば、
メンバーがすごい。
下の楽曲を見てもらえれば分かると思うが、
小田和正・スキマスイッチ・松任谷由実・ゆず・斉藤和義・奥田民生・桜井和寿（Mr.Children）など、とんでもない顔ぶれが並ぶ。
それもこれも寺岡呼人が、交渉でこういったアーティスト達と競演出来てきた成果だろう。
地道な努力の軌跡がこのアルバムにおさめられているかのよう。
オススメ楽曲は、
２，３，４，９，１１。
これらの楽曲はポップスが好きな人なら絶対すんなり馴染めるだろう。
２．
サビが非常にキャッチーなポップスナンバー。
サビでのユーミンとゆずのコーラス具合が絶妙。
ていうか反則的な面子です。
ここから聴いてみてください
３．
キヨシローとはもちろん、元RCサクセションの伝説のロッカー忌野清志郎のこと。
キヨシローに憧れ、追いかけ、大人になった彼らの思いが綴られる。
忌野清志郎ファンならずとも、何か感慨深い気持ちにさせてくれるナンバー。
ここからどうぞ。
４．はスローなバラード。
タイトルだけでなく、メロディーラインもキレイな楽曲だ。
９．は井上陽水の「傘がない」をパロディしたナンバー。
パロディなので、かなり出オチ感が強く、歌詞もけっこうふざけている（笑）
だが、やはりふざけさせると奥田民雄はすごい。
さすがの天才っぷりをいかんなく発揮している。
１１．
一番このアルバムでおすすめの曲。
スローなテンポだけど、４．よりも壮大で、スケールがでかい。
歌詞もこの「ゴールデンサークル」を代表するものになっている。
ここからどうぞ。
今後もこの活動が続いていって、今回のアルバムのようにまた新たなコラボ楽曲が生み出されることが待ち遠しい。
音楽の楽しさここにありというアルバムだった。
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1. ウタガデキタヨ/小田和正・スキマスイッチ・堂島孝平・寺岡呼人
4. 星がきれい/ゆず・寺岡呼人
5. "飲んだくれジョニー"を探して/仲井戸"CHABO"麗市・寺岡呼人
7. トワイライト・アヴェニュー /K・スターダストレビュー・D.W.ニコルズ・RAG FAIR・寺岡呼人
8. すべての若き野郎ども/泉谷しげる・SHOGO（175R）・つしまみれ・haderu（jealkb）・宮田和弥・寺岡呼人
9. 脳がない/寺岡呼人・奥田民生・鈴木英哉（Mr.Children）
10. MY GENERATION/浅野忠信・JUN SKY WALKER(S)
11. フォーエバーヤング/桜井和寿（Mr.Children）・ゆず・寺岡呼人
