anew/androp

衝撃の新鋭現る。1stアルバム。

anew

anew


昨年12月にCDデビューした謎のバンド。HPでも経歴や写真は一切無く、CDにも歌詞カードが入っていない。つまり彼らはライブでしか見ることが出来ない。


この情報にあふれている社会にあってきわめて異質な存在だ。



クリアーなボイスと美しいメロディが特徴のバンド。歌詞などもなかなか捻りがきいている。ストーリー性・真剣さ・叙情感もあって良い。






たとえるならRADWIMPSバンプといったところか。新人系だとplentyやtacicaが近い。











この1stは視聴機で偶然聴いたのだが、RADやアジカン、pillowsと出会ったときのような久しぶりの衝撃故に聴き入ってしまった。
まず、全体的に曲の完成度が高い。いわゆる新人にありがちな曲傾向の偏りもなく、
バランスは絶妙。





しかも唄い方も曲によって違う。ほとんど裏声に近いような高音の曲もあれば、
低めの局も存在する。

曲ごとに常に違った側面が見える。可能性が見える。











捨て曲が無く、
全曲オススメだが、
中でも1,4,6がオススメだ。


疾走感あふれる1.はまさしく開幕にふさわしい。
自分はもうこの曲でやられてしまった。

エフェクターでギターの音を相当変えて、幻想的な雰囲気で始まる4.は、nameとnamaeのダブルミーニングのタイトルも興味深い。
感性が半端ではないことの証明でもあろう。


6.の壮大さに溢れている。特に大サビの唄い方は切なさに溢れているようだ。









TUSTAYAではレンタルしていない今作だが、
マイスペースで視聴して気に入ったなら是非買って欲しい名盤だ。

http://www.myspace.com/andropmusic





ーーーーーー

1. Roots

2. Tonbi

3. Image World

4. Nam(a)e

5. Halo

6. Te To Te

7. Basho