NAMInoYUKUSAKI/THE RICECOOKERS

逆輸入の新旋風を巻き起こす名曲

NAMInoYUKUSAKI

NAMInoYUKUSAKI


…名曲です。




THE RICECOOKERS(ザ・ライスクッカーズ)は、アメリカの古都・ボストンにて2004年に結成されたロックバンド。 バークリー音楽大学に通っていた廣石友海(ボーカル)と藤井恒太(ギター)、 若林大祐(ベース)でバンドを結成し、後に大山草平(ドラムス)が加わって現在の4人編成に。





2007年には世界的な音楽コンテスト"EMERGENZA"に出場。マサチューセッツ州決勝まで進出し、日本バンド初のファイナリストとして注目を集める。



結成直後から地元ボストンのクラブやニューヨークへのライブ遠征を繰り返し、 実力を蓄える。 バークリーの伝統に裏打ちされた緻密な音作りとヘヴィ&ラウドなライブパフォーマンスで 人気を集め、今回の曲で日本デビューを果たした。









全員日本人なんだけど、結成・主戦場がアメリカという異色の経歴を持つバンド。

しかもそれでいて、いきなりドラマ「SPEC」(TBS、加瀬亮戸田恵梨香主演)の主題歌とは…







ドラマでもこの主題歌の使われ方が面白い。

毎回曲の使われている部分が違ったり、日本語版か英語版かという違いもあったり。

とにかく「異色」づくめの曲。






ドラマでいきなりこの曲が使われた時点で耳を奪われた。あきらかに既存の曲とは違う何かがそこにはあったからだ。

それは言葉では説明つかないほどの大きい「何か」。


それは、日本人バンドなのに英語が完全にしっくり来るような点でもあるし、

それでいて単に"洋楽洋楽しい"曲になっているわけでもないというところ。

ちなみに英語と日本語の2バージョンの、NAMInoYUKUSAKIと波のゆくさきが収録されているが、圧倒的に前者がオススメ。というかそっちのほうがしっくりくる。








曲単体としても面白い構造を持っている。

静と動の緩急のつけ方が絶妙で美しい。
冷静なイントロのアルペジオで人々をグイグイ引き込み、

サビの激しさが熱狂へと誘う。



どのパートも立っている印象を受ける。個性が上手く融合しているようなイメージ。


とにもかくにも
ここから是非聴いてみてほしい。今期ドラマ・アニメ・映画タイアップで一番の発見。