NEXTREME/Fear, and Loathing in Las Vegas

次世代の衝撃を全身で受け止めろ

NEXTREME

NEXTREME






2008年、地元である神戸にて結成。2009年にSOが加入し現在の編成、6人組バンドとなった。
アルバム『Dance&Scream』でデビュー。このアルバムはタワーレコードでの限定発売だったが、大々的に宣伝されロングセールスを記録した。
さらに今回のミニアルバムもタワレコ渋谷店のデイリーチャートで1位を記録し、ますます勢いを増している。















音楽性としては、いわゆるエモ、スクリーモ、メタルやエレクトロニカをベースにしながらも、オートチューンとシャウト・デスボイスが交差するツインボーカルが破壊力抜群なもの。ある意味ではマキシマム・ザ・ホルモンを髣髴とさせるカオスさも持つが、


タワーレコードで聴いた1stアルバムは若干速めの曲に偏っていて、いわゆるエモ系でガンガンテンション上げるタイプのものかと思い、アルバム一枚聴くのはキツイかなと感じてしまった。(パンクロックのタイプのアルバムではよくあることで、それが自分は慣れないわけですが)






だが、その1stでも新時代の可能性は十分感じていた。これはどんどん上がってきそうだなと。

そしてついに今回で「きた」。
そして驚かされた。また手数が増えていて、さらにジャンルレスの度合いが増している。
















というわけで、オススメ曲は全部。











特に激推しは、
1,5,7





1.「Chase the Light!」は、すでにアニメ「逆境無頼カイジ 破戒録篇」でおなじみの曲。けっこうアニメでの放送当時からも好きな曲だったので期待していたわけだが、これを聴いてまず驚いた。




ファミコン的ピコピコ音からスタートし、そのままカイジで使用されていた部分(一部追加あり)が流れたわけだが、その後が面白い。

テンポが変化し、ギターとシャウトボイス中心のわりとゆったりめになり、そこからラストは若干テンポをあげつつエモっぽく終了。なんとサビは前半の一回のみ。


という変則性。これに驚かされたわけだ。
良い意味で期待を裏切ってくるあたりこのアルバムは油断ならないと予感させた1曲だった。






↓Chase the LightのPVはこちら↓
http://www.youtube.com/watch?v=KdYms5pRwS4















5.「Believe Yourself」はわりとドラマチックにアレンジされているエレクトロ・ロックサウンド。彼らには珍しい日本語歌詞が中心に据えられているかのような曲で、とにかくハードでカッコいい印象。

私自身はわりとコテコテにドラマチックなサウンドが好きなので、この曲は大好物でした。ロックマンゼロみたいなのに合いそう。








7.「Short but Seems Long, Time of Our Life」は、ピアノ(キーボード)の音色のイントロが美しいナンバー。若さにまかせた疾走系しか出来ないと思い込んでいた私にはかなり衝撃だった。


イントロ後は様々な楽器が絡み合い、壮大さを醸し出す。
途中またピアノ音のみになっちゃうっていう静けさも彼ららしくない感じ。

このバンドの可能性をまざまざと見せ付けられた一曲だった。




















もちろん上記以外の曲も面白いものが盛りだくさんだ。






2.は突如として爽やかなサマーチューンに変身。
フロアーとかライブハウスが似合う彼らにしては、異色の曲。


Jump Aroundはコチラ↓
http://www.youtube.com/watch?v=4ky-DrP2-4k



対して4.は「いつもの」イメージの曲。
エレクトロニック・パンクみたいな感じ。安心して踊れる曲です。

ハウス・トランス感全開の6.もたまらない。








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1. Chase the Light!

2. Jump Around

3. The Answer for Unequal World

4. Shake Your Body

5. Believe Yourself

6. interlude

7. Short but Seems Long, Time of Our Life