Wildflower & Cover Songs : Complete Best 'TRACK 3'/superfly

その音は、心の内に揺らめく種火を燃え上がる炎へと変える。

Wildflower & Cover Songs;Complete Best 'TRACK 3'(初回限定盤)

Wildflower & Cover Songs;Complete Best 'TRACK 3'(初回限定盤)



superflyは女性ボーカル越智志帆によるソロユニット。

力強く伸びやかなボーカルとゴリゴリのロックサウンドで人気を博している。

ロマンがあるというか、正直でまっすぐなロックサウンドは逆に新鮮。


最近はBAWDIESなども人気があることから懐古的ロックンロールが流行りなのかもしれない。洋楽的には00年代の名盤で、strokesなどがロックンロール・リバイバルをしていましたが。その波が時間差で波及してきたということでしょうか。












今作は新曲4曲と今までカバーした洋楽曲15曲を含む豪華な内容となっている。

シングルとされているが、オリコンTUTAYAなどでの扱いはアルバムなので注意。



カバー曲は、どれも60〜70年代のロック・ソウルの名曲を扱っている(らしい)。
元々superflyがロック・ソウルを志向するサウンドであることも原因なのだろう。

どの曲も良く馴染んでいる。















しかし今シングルのハイライトは新曲だ。

完全に凄まじいことになっている。


今までのイメージを踏襲しながらも、「突き抜けた」。


こちらが持っている焦燥感などおかまいなしに、
ロックな心に灯を点けてくれる。

燃え上がる。














オススメは1,2,3.




1はドラマ「GOLD」とのタイアップ。

何よりもイントロがヤバい。半端ではない。最高。


superfly史上最も引き込まれるイントロなのではないだろうか。





「荒野で咲く花」というタイトルが示すとおり、力強く歩いていくという内容。
the pillowsの『雨上がりに見た幻』にも相通じる。

自分が迷っているときに道を示してくれるような勇気を与える曲だ。















2.はW杯のNHKのテーマソング。

大会期間中、散々流れていたので耳に染み付いており、この曲を聴くと気分が盛り上がる。
(観れる試合は全部観たため(笑)



サウンド自体もまるでお祭りのような様相を呈している。



3.はソニーなどのCMソング。

曲の始まる前にリハーサルのようなものが入っていることから分かるように、一発撮りらしい。


一気に突き抜けるような楽曲は、吹っ切れた感のあふれるものに仕上がっている。










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1. Wildflower

2. タマシイレボリューション

3. Free Planet

4. Roll Over The Rainbow

カバーアルバム分は省略