猫パック/黒猫チェルシー - ひょうろんにっき（仮）

ザ・ガレージロック此処にあり

黒猫チェルシーは4人組ロックバンド。

彼らを有名にしたのはボーカル・渡辺が映画「色即ぜねれいしょん」で主役を務めたことによる。その映画で彼は岸田繁（くるり）、峯田和伸（銀杏BOYZ）らそうそうたるメンバーと共演を果たしている。

そしてメンバーは全員自分より年下（笑）

最大の特徴は、
ゴリゴリのガレージロックサウンド。
彼らが音を、轟音をかき鳴らせばそこに今生まれたかのようなガレージロックサウンドが広がっていく。

地下のライブハウスでものすごっく盛り上がってそうなイメージだ。
（実際そうなのだが）

そして渋く、心情を吐き出すようなボーカルも魅力的。

第3回CDショップ大賞ノミネート作品にも選ばれた今作は
新曲あり（3曲）、ライヴ音源あり（2曲）、カヴァーありのメジャーデビューミニアルバム。

ノミネート作品に選ばれたということではじめて音源を聴いたが、どことなくミッシェル・ガン・エレファントの臭いを感じた。

もちろん、そことは違うのだろうが、それだけの”大きさ”を持ったバンドなのだろう。

オススメは、
１，２，３，４．

１．は
渋い。イントロから。

ギターのリフもまさしくロックのそれで、
とにもかくにもカッコいい。攻撃的。

あと思ったのは、このバンド、かなり初期衝動的なはずなのに
演奏力が相当だと何となく分かってしまう。

２．は
頭に残るメロディーが印象的なアップテンポなナンバー。

歌詞も＜ユラ　ユラ　ユラ＞や＜グラ　グラ　グラ＞など擬音の繰り返しが多く、
中毒になりそうな仕上がり。

個人的印象はQomolangma Tomato＋ミッシェルだが、そもそもチョモを知ってる人が少ないからこの例えは参考になりそうにない（笑）

３．
OKAMOTO'Sを彷彿とさせる楽曲。

歯切れの良いギターが特に似てるって言うか。

ライブ音源のトラックでは存分に彼らのパフォーマンスを擬似体感できる。
コレを聴くと、きっとホンモノ・生の彼らが気になって来るだろう。

最近は本当にロックンロールリバイバルですねぇ。
なーんて言ってみたりみなかったり。

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1.　ベリーゲリーギャング

2.　オーガニック大陸

3.　ファンキーガール

4.　嘘とドイツ兵[Live]

5.　廃人のロックンロール[Live]

6.　嫌んなった