いつだって失って何かを見つける
- アーティスト: LOST IN TIME
- 出版社/メーカー: DAIZAWA RECORDS/UK.PROJECT
- 発売日: 2010/11/10
- メディア: CD
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LOST IN TIMEは現在所属メンバーが3人(Vo.&Ba. Gt. Dr.)のバンド。
(ライブ時はサポートメンバー有り)
特徴は、絞り上げるような歌声と感情たっぷりのサウンド感覚。
詞の奥深さも見逃せない。
過去の名曲「希望」など、
ストレート・ひたむきに感情を表す楽曲名が多い中で、
名曲「列車」の、電車の「ガタンゴトン」という擬音を表現したようなギターアレンジなどのように、一癖ある楽曲も存在する。
今作は6thアルバム。
いくつか彼らのアルバムを聴いたが、今回ほど心に突き刺さったものは無かった。
「ロスト アンド ファウンド」=失って見つけた、というアルバムタイトルどおり、人生で必ず存在する「失って見つける」要素が詰まったものに仕上がった
生きていく中で感じるもどかしさや苦悩、辛さ、孤独感…
そして、その中でも生きていくという希望。
それらの感情を歌い上げる。
オススメは、1,2,4,7,9
1.はこれぞLOST IN TIMEというサウンド。
ボーカルからはじまり、徐々に盛り上がっていく様が心地よい。
歌詞は全般的に存在の理由をくれた「君」へのひとりごとで構成される。
<もう会えなくてもいい そのままの君でいればいい>
<進むべき道は違っても 僕らきっとまた笑える>
切なさと希望が入り交じったラストのサビには感慨を覚えざるを得ない。
以下のリンクから聴いてもらいたい。
http://www.youtube.com/watch?v=ExHDPgYdjMg
2,7は、疾走系のサウンド。
大人になりきれない蒼き自分の心を歌った2と生まれたときから名前を背負う存在である人間を歌う7.どちらも存在を問うような曲だ。
2は下のリンクからどうぞ
http://www.youtube.com/watch?v=UQF8W1S20CM
9のゆったりとしたギターサウンドも見逃せない。
「所在なき歌」で、所在の無い自分を歌う。そして歌の最後にようやく自分の所在を見つける。
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1. ひとりごと
2. 青よりも蒼く
3. ニジノシズク
4. 勲章と傷
5. なくしたうた
6. 夢
7. その名前を
8. スピンオフ
9. 所在なき歌
10. 進む時間 止まってた自分
11. 陽だまり