トンデモ化学反応で、何かのスイッチが入った!?
- アーティスト: MONOBRIGHT
- 出版社/メーカー: DefSTAR RECORDS
- 発売日: 2011/01/12
- メディア: CD
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MONOBRIGHT(モノブライト)は、北海道の専門学校で同級生だった4人で結成されていたバンド。
…だったんだが、昨年解散したBEAT CRUSADERSのVo. Gt.のヒダカトオルが電撃加入。
しかも「結婚」という形で(笑)
この発表には誰もが驚かされた。
個人的にはmonobrightに昨年あたりから変化を感じていた。しかし、初期の頃の”変な”青春じみたもの(アナタMAGICやWARPなど)から轟音ロックに変わってしまったので最近はあまり聴く気にならなかった。
だが、今作はその轟音ロックに移行していた期間が生きた作品だ。
ヒダカトオルのエッセンス、つまりBEAT CRUSADERS的楽曲に対しては明らかに以前の「変な青春モノ」よりも「わかりやすい轟音ロック」が合っていた。
つまり、意外とすんなり馴染んだということだ。
アルバムとしては、まとまりがない。
というか「やりたいことをやった!」みたいな空気全開。
オススメは、
2,4
ちなみにヒダカトオルがボーカルをつとめているのは1.のみ。
しかもこの曲、ウェディングソングをもじったようなつくりの曲。(カバー曲だけど)
前述の「結婚」にちなんでこの曲がトップバッターに選出されたのだろう。
2.は、
めちゃくちゃベタでストレートなナンバー。
どっかできいたことのあるようなイントロはご愛嬌か。
でも、明らかにビークル的(キーボード・ポストロック的)感性出ちゃってますよね!?
こういう曲やっぱ良いって思っちゃうんだよねー
4. 超変態ナンバー。(歌詞が)
さすがヒダカトオル。もともとすんげー変な歌詞を書いてたmonobrightとくっつくとこんなことになっちゃうわけか。
これはある意味フルアルバムに期待できる(笑)
曲としては、わかりやすいポップさが売りか。
結局、現状は両者のエッセンスが混じりあっている。
人数的には1対4なのに、1:1の割合に感じるのも不思議なものだが。
それにしてもヒダカトオル一人が入っただけでこんなにもBEAT CRUSADERS寄りに傾くのかって感じだ。影響力はさすがの一言。
結婚というよか、ヒダカトオルがmonobrightに「ぶつかって」きたみたいなイメージ。
どちらが「一家」の主導権を握るのか。
果たしてmonobrightはどっちに傾くのか!?
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1. HAPPY TOGETHER (「The Turtles」カバー)
2. 旅立ちと少年2
3. California Sun,California Rain
4. この人、大丈夫ですか
5. スロウダイブ(FOREPLAY Ver.)
6. オードリー・ヘップバーン泥棒(「有頂天」カバー)