ニューレコード/D.W.ニコルズ

生活の中に溶け込む「音楽」になる

ニューレコード (DVD付)

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D.W.ニコルズは、男女2人ずつによる4人組バンド。
バンド名は「自然を愛する」という理由から、C.W.ニコルの名前をもじっている(本人公認)。





特徴は、爽やかなサウンドと温かみのあるボーカル。
日常のハッピーに溢れているかのような印象を受ける。

それでいて、たまにくる感情たっぷりの印象を受ける歌でも、しっかりとある種の「重さ」を持っているから驚きだ。


楽曲の雰囲気は、UKロックが一番近いか。






















2ndアルバムの今作は、
ミディアムテンポが中心のアルバム。

前述の通り、全体的に柔らかい雰囲気の楽曲が多く、
陽だまりのなかを歩いているような幸福感に包まれる。





それぞれの楽曲が生活に非常に近いところにあるような楽曲で、
親近感に似た感情を覚える。


そういった感情を覚えるからだろうか、このアルバムは非常に生活の流れの中にスルリと入り込んでくる。まるでこの楽曲自身がその生活行動の一部のように。

街中を表すフレーズも多く見られ、より私達とこのアルバムを結びつける要素を強くしている。

















オススメは、
2,3,4,10







2.

一見すると爽やかサビがメインの曲だが、ダンサブルなイントロ部分も聴き逃せない。
アルバムで何度も垣間見える日常風景、街中が一番濃く出た楽曲ではないか。

アルバムのテーマ曲ということもあり、個人的にアルバムのハイライト。


「あの街この街」は以下のリンクからどうぞ
http://www.youtube.com/watch?v=dcDMlYvv8gA














3.

この曲は、先行してシングルが出されていたナンバー。


<哀しみは乗り越えていくぜ 一秒でもはやく>という力強いサビの表すとおり、成長への一歩を示しているような曲。
今作も、街中を想起させる歌詞があり、やはりテーマ性の高さを思い知らされる。




「一秒でもはやく」は以下のリンクから
http://www.youtube.com/watch?v=jco2Y586JzQ














10.は一番攻撃的なサウンドをきかせてくれる。

ギターのカッティングなどリズム的に心地よいところが特徴だが、
ここまでアルバムをすすめてきてここで「こういう曲もつくれるのか」という印象を与える。





柔らかいだけじゃなくて、
エッジもあるじゃん。と。


次回作以降の飛躍に期待させる終盤の1曲。





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1. バンドマンのうた

2. あの街この街

3. 一秒でもはやく

4. チャールストンのグッドライフ

5. 風の駅

6. 大船

7. HAVE A NICE DAY!

8. 2つの言葉

9. レム

10. Ah! Ah! Ah!

11. beautiful sunset