「さよならポニーテール」という世界を楽しむ
- アーティスト: さよならポニーテール
- 出版社/メーカー: ブルースインターアクションズ
- 発売日: 2011/04/27
- メディア: CD
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「さよならポニーテール」は、女の子三人組とその仲間達で構成される。
ボーカル・ギター・シンセなどメインは上のジャケットの、あゆみん、みいな、なっちゃんで構成されるらしい。
あとは、わからん(笑)。
下のサイトを見れば、何となく分かると思いますが。
公式サイト(というかmyspace)はこちらから
↓
http://www.myspace.com/sayonaraponytail
見つけてしまった。
インディーズのコーナーにふと目をやると、「相対性理論」的なオーラを感じた。
ジャケットの絵のふんわり感からしてもう只者ではない。
そして、視聴したときにはもうその世界に引き込まれている。
色々と調べていくうちに、彼女達の曲に触れることは
「さよならポニーテール」の世界観全体を楽しむということとイコールなのだろうと分かった。
インタビューも自作の独特の空気感を持った漫画で表現してしまう。
タワレコにあったフライヤーも漫画で自己紹介。
myspaceのとこにも漫画。
そしてCDの紙ケースの裏にもまさかの漫画(今発見したw)
以上のように、
徹底的に世界が”ある”。
音楽という枠に留まらない、コンテンツ”全体”を楽しむという点が素晴らしい。
全てを含めて、「さよならポニーテール」なのだ。
しかもどの切り口から楽しんでも、その他の部分にすんなり入れる。
もちろん音楽だけでも秀逸。
その肝心の音楽がどういうものかというと、
すさまじくゆったり癒し系。
イメージとして近いのは、moumoonとかkokia、安藤裕子あたりだろうか。
その癒し系もパターンが豊富で飽きない。
というのも、私自身はゆっくり系の曲は正直2,3曲続けて聴くと飽きる。
自分でプレイリストを作るときはかならずゆったりめの曲を続けないようにしているくらいだ。
だが、そんな人間が一気に聴けるアルバムだった。
これには聴いてる自分が一番驚いた。
それだけこのアルバムにはとんでもない魔力がある。
だから、オススメは全曲。
一曲でも良いと思えば確実に全部イケます。
ジャズっぽいもの、何だか賛美歌のようなイメージを想起させるファンタジックな曲、ポップス要素が濃くなるもの、オーガニックっぽいもの(?)など、とにかく手数が多い。
歌詞はファンタジックすぎるというよりも、ある意味かなり”リアリティ”があったりする。
それは、「別れ」が曲のテーマとして設定され、メールや江ノ島といった馴染みのあるリアルなワードが出てくるからだろう。
だからこそ、スッと耳に馴染む音楽にもなりうるのかもしれない。
youtubeで公式配信されてる
「思い出がカナしくなる前に」
は下からどうぞ
曲を聴いてさよポニの世界観を感じてみてほしい。
↓
http://www.youtube.com/watch?v=rs7FY-SIHkc
ーーーーーーーー
1. 思い出がカナしくなる前に
2. 少し泣けたんだ
3. 幻グッバイデイ
4. ねえ、ずっと好きでいてもいいかい?
5. 会いたいよォ また…
6. 世界と魔法と彼の気まぐれ
7. またね、バイバイ
8. きみのことば