その心に、”革命”の火を灯せ
- アーティスト: andymori
- 出版社/メーカー: SPACE SHOWER MUSIC
- 発売日: 2011/06/08
- メディア: CD
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3人組のバンド、
andymoriの3枚目のアルバム。
前作のアルバムはCDショップ大賞に選ばれた傑作だった。
前作のレビューはコチラ↓
ファンファーレと熱狂
だが前作をもってドラマーが脱退し、今回は新メンバーでの初めてのアルバム。
だからこそ、期待と不安が同居していた。
結果的にドラマーが変わったのは良い意味での変化になった。
それが、今作の掲げるテーマ「革命」のひとつであるのかもしれない。
そもそもタイトル「革命」という時点でかなり確信犯的だ。CDショップ大賞を受賞後一発目でいきなりこれ。安定などの要素はよそにおいて、まだまだ攻め立てるぞという気概の表れに見えた。
その気概があるということをこちら側にはっきりと感じさせたのは、1曲目の「革命」からだ。
2分弱。短い。シンプル。
だが、パワーに溢れている。そしてこれから「革命」が始まるんだと私達に高らかに告げる。
「こいつらは本気だ」
全曲で30分ちょいというコンパクトな時間ながらも、洗練されたサウンドにそれを感じさせられた。
「革命」というテーマながらもリラックスした楽曲が増えたことも見逃せない。
ドラムが前回よりもひとつひとつの音で軽さがあるようになったのも影響しているのかも(あくまで私的所見ですが)
だからこそ今回は前作を越えたような気がする。いや、きっと新しいラインへと踏み出したことで超えたのだろう。こころなしか歌い方も跳ねるようだ。
そんなわけでアルバム全体の感覚では、私は今作のほうが好きだ。
オススメは、
1,2,4,8,10
1.
圧倒的な迫力で、一瞬で終わる曲。だが印象に残る。
アルバムを代表する曲。
革命のPVはコチラから↓
http://www.youtube.com/watch?v=zo3rUsggmPo
そして1.のままのテンションで2.に突入する。
イメージとしては前作の「CITY LIGHT」が近い。(早口言葉ではないが)
2.のテンションのアップダウンには心を奪われる。
サビの後はとくにたまらない。ある意味カオスになりそう。(ライブとかだと盛り上がること間違いないなしの楽しさ)
楽園はコチラから↓
http://www.youtube.com/watch?v=jh_heTiq2QA
4.「ユートピア」
<バンドを組んでいるんだ 凄く良いバンドなんだ バンドを組んでいるんだ 皆に聴いてほしいんだ>
このフレーズが何度も登場する。
序盤はゆっくりと、終盤はアップテンポに。
このフレーズを平然とやってのけるなんて・・・
むしろ私達が<凄く良いバンドなんだ><皆に聴いてほしいんだ>といいたくなる。
ユートピアはコチラから
http://www.youtube.com/watch?v=U4lu4ThDtzs
ドラムの忙しさと耳に残るギター&サビのフレーズが光る8.やカントリー臭の強い10.も同様にオススメだ。
やはり中毒性の高い音楽を奏でてくれる彼ら。
「革命」は続く。
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1. 革命
2. 楽園
3. Weapons of mass destruction
4. ユートピア
5. スーパーマンになりたい
6. ダンス
7. ボディランゲージ
8. Peace
9. 無までの30分
10. Sunrise & Sunset
11. 投げKISSをあげるよ