TORTURE/雅-MIYAVI-

在るのは底から湧き上がるエネルギー

TORTURE

TORTURE



雅-MIYAVI-はギタリストとして独特のプレイスタイルを持つ。



作曲スタイルが独特であり、自宅で録音、編曲を行ういわゆる「宅録」によって音源を製作している。ボーカル、ギターはもちろん、パーカッションやプログラミングも全て自分一人で行っていて、そのスタイルは「宅-ROCK」と呼ばれる。











また、世界ツアーで十数カ国まわるなど、人気の幅も広いようだ。



現在はツイッターfacebook、ライブをUstreamで配信するなど、ファン向けのサービスも多彩。








自分はこのアーティストを今まで”さわり”ぐらいしか聴いたことは無かった。

よくあるV-ROCKのたぐいだとでも思っていたのだろう。

しかしそれは全くの間違いだとこの曲で知ることになる。















シングルである今作の湧き上がる様なエネルギーは強烈だった。

ギタリストということもあり、ギターの音が曲の中心に据えられている。






息遣いとともにはじまるギターのリズム。


重厚なギターの音が、躍動と静止を繰り返し、徐々にこちらの気持ちを昂らせる。



サビになるとその音が連続性を帯び、まさに躍動一色に染まる。

そして曲の終わりとともに再び躍動と静止を繰り返し、見事に収束していく。





歌詞の中にある、現実が御伽話のようではなく、痛みを伴うものだと知って、そこから立ち向かっていくようなエネルギーをまさに体現した曲だ。





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