ドラマチックな「梶浦」節、炸裂
- アーティスト: FictionJunction,梶浦由記
- 出版社/メーカー: flying DOG
- 発売日: 2010/01/27
- メディア: CD
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FictionJunction(フィクションジャンクション)は、梶浦由記のソロプロジェクト上の総称である。キーボード・作詞・作曲・編曲・コーラスは自身で担当するが、ボーカルは固定されておらず、器楽曲もある。つまりはその都度変わる、フューチャリングプロジェクト。
作曲家である梶浦由記は、NHK『歴史秘話ヒストリア』、『アキレスと亀』(北野武 監督作品)、アニメ『舞-HiMe』など多岐に渡って活躍している。
また、アーティスト「Kalafina」のプロデュース等も行っている。
曲の特徴は、良くも悪くも「超」ドラマチック。
ストリングスやギターの音色はいつも荘厳でカッコいい。
(ちょっとクサいところもあるけれど…)
今作は今年初頭のアニメ、「おおかみかくし」のOPテーマ。(「ひぐらしのなく頃に」の原作者;竜騎士07×KONAMIの作品)
アニメ内容自体は、ひぐらしっぽいサスペンスチックで期待をしていたが、結末が尻切れトンボだったため若干残念…
まあ一方でこの曲が大変素晴らしかった。
まずは特徴であるドラマチックな楽曲センスと、複数のボーカルによるたたみかけるような感じが良い。
出だしの賛美歌のようなコーラスから、いきなりフルスロットルなギター。
ギターの使い方がいつ聴いても「上手いなー」みたいな。
作曲家らしい使い方。曲の、主題歌作品のイメージに合わせた
バンドが楽曲を作っていくのとは違う、センスというか。
コテコテにドラマチックに固められてるけど、
そこが最大の武器。
ラストの大サビの美しさは必聴。
アニメの主題化抜きにしても、
何だかかっこよさげな曲が好きな人や
月夜が似合う(笑)ような曲が好きな方にはオススメ。
是非リンクからご視聴を。
ここから聴けます。(youtube)