ONLY YU/さかいゆう

”新しい側面”で前に進む

ONLY YU

ONLY YU




さかいゆうは、R&Bをベースとしたポップをメインとするミュージシャン。


特徴は、通る歌声とキーボード(ピアノ・シンセ)を中心としたポップさだ。
通る歌声のおかげで非常に頭に残りやすいし、ポップさがそこに上乗せされてさらに覚えやすくなる。
















のだめカンタービレ」のアニメ主題歌や映画『パーマネント野ばら』主題歌も担当したアーティストで、それらの曲が収録されたアルバムはCD SHOP大賞にもノミネートされたほど。






そして今作は、完全セルフ・プロデュース&一人多重奏(レコーディング)のミニアルバムだ。

正直今回のアルバムは意外だった。
あまりにも今までのシングル曲とのイメージと変わっていたからだ。

だが、その意外さに非常に心惹かれたのも事実。
























1曲目のMusicは2分の短い、アルバム導入曲となっている。
ピアノオンリーの静かなバラード曲で、ゆったりとはじまり、ゆったりと終わる。








だが、本命はなんといっても2曲目のAHEADだろう。


歌詞からも前に進む意気込みに溢れた、挑戦的な楽曲だ。
ひたすらにアップテンポなムードに、聴いている自分も前に進もうという勇気をもらえる。





意外なのは、ものすごくデジタル要素が強いということ。

正統派ポップシンガーでいくのかと私は勝手に思っていたので、
このアレンジはまさに斜め上の発想。

単純にデジタルデジタルしくしてるわけでもなくて、ピアノ(キーボード)ソロの導入など細かいところでの面白さ・巧みさが光っている。








PVが面白いので是非下のリンクから見てほしい。いや、マジで見てほしい。
PVを観てから、音源で楽曲のみを聴くと更にハマルこと間違いなしだ。




視聴はコチラから↓
http://www.youtube.com/watch?v=CPpaff4cVGY

















3曲目は、うってかわって重厚なナンバー。

ギター?の重い音が響く。例えるならポルノグラフティの「ヴォイス」っぽい感じか。

4曲目もジャズっぽいアレンジ加えられている一癖ある曲。















5曲目It's YOUが、一応私的さかいゆうのイメージにある曲だ。

キーボードを中心にすえた、爽やかな正統派なポップに仕上がっている。
比較的壮大なアレンジがアルバム内の他の曲と一線を画す良曲。



視聴は↓から
http://www.youtube.com/watch?v=_k2b8vUNAoo






様々な新しい側面を垣間見せるアルバム。
そのリードナンバーが「AHEAD」だったことも挑戦のアルバムであることの表れなのだろうか。







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1. music

2. AHEAD

3. ケセラセLife

4. ソングライダー

5. It's YOU

6. 夏のラフマニノフ