愛と情熱のロックンロールに酔え
- アーティスト: THE BAWDIES
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2011/06/08
- メディア: CD
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THE BAWDIES(ボウディーズ)は、小学校からの同級生であるROY(Vo,B)、JIM(G)、MARCY(Dr)と、高校からの同級生TAXMAN(G,Vo)によって2004年結成されたロックバンド。
2009年にはメジャー1stアルバム「THIS IS MY STORY」をリリースし、第2回CDショップ大賞を受賞する。これによってロックンロールリバイバルの旗手としての立場が明確化した。そして今作が、3rdアルバムとなる。
彼らは、メンバーが敬愛するリトル・リチャード、レイ・チャールズに代表される、リズム&ブルースやロックンロールをルーツとする。
そのルーツを感じさせる、まるでソウルミュージックのような唯一無二の圧倒的なボーカルを武器として、ロックンロールの力強さと踊れる楽しさを常に提供してくれる。ボーカルはホントに圧倒的。聴いたら必ず覚えてしまうほどのインパクトだ。だからこそ彼らは現在若手で先頭を走っているようなバンドなのだろう。
そんな状態での3rdアルバムはある種の余裕すらも感じさせる、彼ららしさたっぷりのものに仕上がった。踊れて、かっこいい。
この自信たっぷり感は異常・・・
そんなオススメは、1,5,6,7,10
オープニングナンバー1.からいきなりキレキレだ。
クラシカルなロックンロール。だが、洗練されている。シンプルだからこそ、その洗練度合いが光っている。
他のメンバーのコーラスも良い具合で、ボーカルのROYのシャウトも凄い。
圧巻。そして最後まで畳み掛ける様相がたまらない。
↓PVはコチラ↓
http://www.youtube.com/watch?v=w8u-golw-RA
5.LOVE YOU NEED YOU
は、feat. AIによる曲。先行シングルだったのだが、意外なコラボに驚かされたものだ。
しかしこのコラボ、絶妙である。どちらも力強いボーカル。フューチャリングというよりも「VS」って感じ?
曲自体としては、おとなしめか。AIが相手ということでポップさをスパイスに加えたのだろうか。結果としてアルバムの中の一休み、リラックスできるスタンスに収まっている。
↓PVはこちらから
http://www.youtube.com/watch?v=wAzxHmP9JSU
6.は、1.に近いような直情型ロックンロール。正統派。
7.の普段のBAWDIESとは違う、よりシャープなイントロ。矢沢永吉ってこんな感じ?みたいなイントロだ。ボーカルが違うのもアルバムの中ではかなり新鮮だ。
とまあ、オススメ曲に関して述べたがこのアルバムの本懐は、最初から最後まで通して聴けるファンキーなアルバムに仕上がっている。
生活の中に密着した、ロックンロール愛に満ち溢れた佳作だ。
まだまだBAWDIESは止まらない!
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1. A NEW DAY IS COMIN'
2. ANNE
3. JUST BE COOL
4. SHOW ME UP
5. LOVE YOU NEED YOU
6. LOVE YOUR LIFE
7. WHAT A LONELY NIGHT
8. THANKS BILL
9. BITTER BUTTER
10. WHAT YOU SAY
11. YEAH