若き疾風に酔いしれろ
- アーティスト: OKAMOTO’S
- 出版社/メーカー: BMG JAPAN Inc.
- 発売日: 2010/05/26
- メディア: CD
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OKAMOTO'Sは、一般的な四人編成のバンド。
中学校からの同級生であった4名によって結成。全員が岡本太郎好きで、ラモーンズのように全員がオカモト姓を名乗る。 ちなみにベースのハマ・オカモトは、浜ちゃんの息子。
今作が、メジャーデビューアルバム。
そしてアルバム名の通り、全員が10代だ。
つまり、彼らは若い。
だが、
彼らは今、各地CDショップや音楽雑誌、さらにはリスナー等々に支持されている。
それはなぜか?
その答えは、
彼らの音楽が高い演奏力を持ちながらも、若々しい衝動を内包しているからだ。
その意味は、
とりあえずこれを聴けば分かるだろう。
音楽の方向性は、
正統派ロックンロール。
これがまた真っ直ぐでいい。
BAWDIESや黒猫チェルシー、毛皮のマリーズと同様に、2010年代を代表するロックンロールリバイバルの担い手になるだろう。
そう思えるデビューアルバムに仕上がっている。
オススメは
1,2,4,6,9
1.
いきなり全開のロックンロール。名刺代わりの一発の「スマッシュ」だ。
この古臭さが、一周して今は新しい!
思わずノリたくなるような疾走感溢れるナンバーに仕上がっている。
演奏もやはりどのパートも角が立っている。
こりゃすげえわ。と一気にこちらを惹きつける。
4.
少し落ち着いたナンバー。
ギターのメロディが若干ポップになっており、ここまでロックンロール臭がすさまじかっただけにアルバム内でいい緩急になっている。
こういうのも出来るのか…恐るべし。
6.
インストナンバー。
だからこそ演奏力がより光ってみえる。
出だしの奇妙なギターも面白い。何コレ?みたいな引き付け方か。
終わり方がヘナヘナなのも確信犯的。
9.
個人的に一番オススメのナンバー。
シンプルな歌詞とサビのキャッチーさ。
手数のやたら多いドラム。
でもやはり間奏がハンパじゃない。
どのパートも凄まじい勢いをみせる。
これぞ、OKAMOTO'S!みたいな感じ?
しかもこのバンド、年内に2枚目を出してしまったのだから恐ろしい。
二十代に突入する来年は一体どんな活躍を見せてくれるのだろうか?
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1. スマッシュ
2. Beek
3. Baby Don't Stop
4. おやすみ君のこと
5. The Kid's are Allright
6. Run Chicken Run
7. まじないの唄
8. 恋をしようよ
9. Run Run Run
10. マダラ