JET CO./UNISON SQUARE GARDEN

新鋭ユニスクの2枚目フルアルバム。

JET CO.

JET CO.

UNISON SQUARE GARDENは三人編成のバンド。昨年メジャーデビューを飾り、ハイトーンなボイスとスタンダード・ポップなロックを特徴とする。


前作の「UNISON SQUARE GARDEN」ではバラエティー豊かなナンバーにあふれ、その実力を見せ付けてくれた彼らの二枚目として期待していた。








オススメは4,6,9,12。












正直に感想を言えば、もっと起伏に富んだ内容にして欲しかった。前作はハイ、ミディアム、スローテンポなナンバーが飽きることのないように並び、アルバムが進むごとに耳を楽しませてくれた。
だが今作は似たようなテンポのナンバーが序盤に並び、聴いていて少し飽きてしまった。
しかし言い方を変えれば、今作はより純粋な初期衝動ロックをしているとも言える。








シングル曲、「cody beats」の突き抜けるような爽快感はユニスクらしさであふれている。









いやしかし今作の聴き所は後半4曲だ。
9.は静と動を繰り返すメリハリの利いたナンバーである。10.12.の2曲はユニスクのもっとも得意とする小気味のいいナンバー。個人的にもっともユニスクで好きな曲である「箱庭ロックショー」のようでもあるが、それでいてそれぞれの曲の個性を持っている。








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1. メッセンジャーフロム全世界

2. コーヒーカップシンドローム

3. チャイルドフッド・スーパーノヴァ

4. cody beats

5. 気まぐれ雑踏

6. キライ=キライ

7. ライドオンタイム

8. meet the world time

9. 夜が揺れている

10. アイラブニージユー

11. スノウアンサー

12. 23:25